こんにちは。
最近はサウナブームの影響もあってか、どこに行っても混雑してますよね。
癒されるためにサウナに行ったのに、全裸でサウナ室前で列に並んだりして何してんだか…って経験がある方も多いんじゃないでしょうか。
そんな時におすすめなのが貸し切りサウナ。
今回はキャンプに行った帰りに寄った貸し切りサウナ3unさんがサウナ愛にあふれた素晴らしい場所だったので紹介します。
今回もApple Watchと骨伝導イヤホンを携えて行ってきました。
85歳が創った極熱サウナ
3unさんは茨城県日立市の住宅街にひっそりとたたずむ個人経営の貸し切りサウナ小屋です。
3unさんの創業者はなんと60年間大工を務めあげてこられた85歳の職人さんです!
残り長くない人生、もう一度、もう一度だけ死ぬ前に誰かのためになることをしよう。誰かの笑顔のために。小さな幸せのために。
3un HPより
そんな思いを胸に大工で培った経験を活かして、サウナ小屋を建てられたそうです!
手作りなのに立派なサウナ施設
キャンプ帰りにサウナに寄りたいなと思い調べていたら「85歳が創った極熱サウナ」という文字に惹かれ予約。
こんな住宅街にサウナが…? と思いながら車を走らせると看板が!
受付でスタッフさん(お孫さんだそうです)に予約を伝え、水着に着替えます。
屋外なので水着着用がルールです。女性の利用も可能だそうですよ。
こちらがサウナと水風呂がある小屋。
中は4人で余裕があるくらいの広さ。
すぐ目の前には薪のサウナストーブとサウナストーンがあり、外でスタッフさんが薪をくべてくれます。
整いいすも少なくとも6人分はありました。
ホスピタリティあふれるおもてなし
セルフロウリュやり放題
サウナ室内ではロウリュウがやり放題です。
これも貸し切りの良いところですね。
銭湯のサウナだとロウリュウのタイミングが分からず、新しく入室してきた人が次々と水をかけてくなんてこともありますが、貸し切りなのでその心配は無用!
ロウリュウをすることで一気に部屋の室内の湿度と温度が上がり、体中から汗が吹き出します。
温度もどんどん上昇しますが、湿度もしっかり高いので鼻や口で息をしても苦しくなく、ずっと心地いい状態が続きます。
けれどこのサウナの本領はこれだけではなかった…
頭まで浸かれる水風呂
手元のアップルウォッチが心拍数160くらいを指すころ、サウナ室を飛び出し隣の水風呂へ。
水温15度くらいに設定された水風呂で体を冷やしているとスタッフさんが入ってきて、ホースで頭に水をかけてくれます。
これが最高に気持ちいい…。
マナー違反でも水風呂に頭や顔をつける人が後を絶たないほど、首から上を冷やすのは気持ちいのですが、これをスタッフさんがやってくれるとは何たる贅沢。
順番に出てくる友人1人1人にも対応してくださいました、素晴らしい。
スタッフによるアウフグース
1セット休憩したら、今度はスタッフさんからアウフグースの提案がありました。
アウフグースとはロウリュウをしたサウナ室内で、タオルなどで風を起こし、熱い空気を循環させるものです。一言で言うとめっちゃ熱くなる。
もちろんお願いしました。
スタッフさんのアウフグースはやたらめったら強く扇ぐのではなく、優しく風を送り、天井の熱い空気を下ろしてくるというスタイルでした。
あまりにも強い送風で火傷しそうになったことがあるので、この優しいのに熱いという体験はとてもよかったです!
演奏のサービスも
3セット目を終えて休憩していると、またもやスタッフさんから提案が。
このシンギングボウルという楽器を使った演奏をしてくれるとのこと。何でもできるなこの人。
シンギングボウルとは金属製のボウルをスティックで叩いたり、こすったりすることで癒しの音色を鳴らす楽器です。
耳元で聞くと、目の前の空気が震えるのが分かるほどの存在感ある音色です。なのに穏やかで心地よく、非常にリラックスできます。
もちろん不要ならお断りできますよ。
帰り際のサプライズ!
あっという間に時間がたち、帰り支度をしていると今度はスタッフさんからドリンクの差し入れが!
写真を撮り忘れましたが、ミントの浮かんだ自家製レモネードでした。
さわやかな味と炭酸が体に沁みる…。
数々のサービスに感動しっぱなしで帰ろうとすると最後の最後に特大サプライズが。
なんと、スタッフさん自家製の生ハムをごちそういただけます!!
何者なんだこの人!
塩分の抜けきった体に生ハムの塩味は最高でした。
どんなお客さんもこの生ハムには絶対驚いてしまうそうです、そりゃあそうだ。
今はスパイスを購入してカレーを勉強中なんだとか。うーん、食べたい。
驚きのコスパ
これでいてなんと2時間で一人1600円の驚きの安さ。
都内ならサービス料と飲食込みで3000円は軽くいくのではないでしょうか。
近かったら毎週のように来たいレベルです。
なんで高コスパなのか聞いてみた
帰るころにはすっかりスタッフさんとも打ち解けていろいろお話を聞きました。
なんでも親子3代で経営しているようで、お父さんが設計し、建築廃材を利用しておじいさんが建て、ご自身はスタッフとして働いているから格安で提供できるとのことです。
日立を盛り上げたいという思いで、利益は求めず、気軽にこれる価格にしているとのこと。
感動しました。
リピーターがとても多いというのもうなずけます。僕もぜひまた来て応援したいです。
まとめ
茨城県日立市の3unさんは地元愛と3世代の職人魂にあふれる極熱サウナでした。
ぜひ見皆さんもお出かけの際には立ち寄ってみてください!